日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2019年11月20日男子テニス国別対抗戦デビスカップ 決勝ラウンド 日本vsフランス
デビスカップ決勝ラウンド グループA 日本 1-2 フランス
第一試合 内山靖崇 2-6,1-6 J.ツォンガ
第二試合 西岡良仁 7-5,6-2 G.モンフィス
第三試合 マクラクラン勉/内山靖崇 7-6,4-6,5-7 N.マユ/P.エルベール
久しぶりにデビスカップシングルスの試合を戦った内山選手だったが、ツォンガを前に完敗。この大舞台での緊張もあっただろうが、ツォンガの勢いにすっかりのみ込まれてしまっていた。今日のプレーで靖崇から闘志を感じることができなかったのが残念だ。ポイントをとったときにガッツポーズを作り自分自身で奮起する姿を見たかったというのが正直なところだ。僕の今日の解説は厳しい言葉が多かったが、靖崇ならもっと戦えると信じているからこその言葉だと受け止めて欲しい。
だが、デ杯の素晴らしいところはチームで戦っているということ。内山選手の試合の後、西岡選手の心に火が付いた!とにかく立ち上がりから「絶対勝つぞ!」という強い思いが良仁から溢れ出ていた。チェンジペース、最初のチャンスで前に出て相手に的を絞らせないスピード感のある展開。世界10位のモンフィスに対し、ミスを誘いだし完全にモンフィスのテニスを止めた良仁のプレーは本当に素晴らしかった!サービスも文句なし!
モンフィス相手に見事なストレート勝利を日本にもたらしてくれた!世界の強豪が集まるデ杯ファイナルで、NO.1としての役割をしっかりと示してくれた良仁のメンタルの強さに改めて驚かされた試合だった!そして、西岡選手がデ杯ファイナルの様子をYouTubeの『yoshi’sチャンネル』でアップしてくれている。この動画のお蔭で、解説前に会場の雰囲気や選手たちの様子を感じることができた。https://www.youtube.com/channel/UCyGxHSHAJSukCPrhufLzITg/videos
1-1となった第三試合のダブルス。第1セットはタイブレークで日本が先取。だが、ATPファイナルズダブルス優勝ペアに対して接戦を繰り広げるも、第2セット、第3セットともに押し切られてしまった。
デ杯優勝経験のあるフランス相手に1-2で終えた日本チーム。西岡選手の1勝は明日のセルビア戦に大きな期待を予感させてくれた勝利!だからこそ、日本の強さである“チーム力”で明日の試合も全力で戦って欲しい!
がんばれ!チームジャパン!!