日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年12月23日国立競技場オープニングイベント「HELLO,OUR STADIUM.」

2014年5月31日「SAYONARA国立FINAL“FOR THE FUTURE”」から5年7カ月、待ちに待った国立競技場が完成しました!

初めて競技場に足を踏み入れて、もう言葉が出ませんでした。12月だというのに青々とした人工芝、真新しいトラック、全ての人の始まりの場所を印象付ける大屋根が0の形。何もかもが素晴らしい!

初めてのお披露目ということで国立競技場「First Walk」には、2014年のSAYONARA国立に参加した多くの国立競技場ファンが朝早くいらしてくださいました。スポーツの聖地として数々の名勝負を見せてくれた国立競技場は、新たに生まれかわり新しい時代のスポーツと文化を発信するスタジアムとして生まれ変わったのです!

First Walkの後に行われた夜のオープニングイベントのリハーサルを行いましたが、南北に1台ずつ設置された大型ビジョンに映し出され、なんとも贅沢なリハーサル!この大型ビジョンは36m×9mと32m×9m。映像も綺麗で圧巻!

©Takashi Okamoto

このオープニングイベント「HELLO,OUR STADIUM」には鼓童さんのほかに、東北絆まつりの皆さんが参加。絆まつりの皆さんには、昨年の「青山まつり」に参加していただき、まだ完成していない競技場の周りを練り歩いてくださいました。そして今年6月には福島で行われた東北絆まつりに、今度は僕が参加させていただきました。東日本大震災の鎮魂と復興を願い生まれた「東北六魂祭」の思いを継ぎ、未来へとつなげていくべき誕生した「東北絆まつり」。この素晴らしい祭りをこの国立競技場で多くの皆さんに観てもらいたい!と、青森、盛岡、福島、仙台、山形、秋田の6県の市長さんにご賛同いただき、実現したものなんです。

秋田の竿燈は最大で高さ12m、重さ50kg、それを片手や肩、おでこで絶妙なバランス感覚を持つ担ぎ手の皆さん。リハーサルで僕も持たせてもらいましたが2秒も持てませんでした。

18時30分から始まったオープニングイベント「HELLO,OUR STADIUM」

光栄なことに僕はこのオープニングイベントのスペシャルサポーターという大役を頂き、そしてそのオープニングパフォーマンスを鼓童のみなさんとコラボさせていただきました。鼓童の皆さんの演奏の邪魔にならないよう、グランプリファイナルが行われたトリノに鼓童さんから頂いたバチを持参して練習の日々…その成果はどうだったのか…見てくださった皆さんがそれぞれ感じてくださったと思います。

いよいよお披露目のとき!6万人近くの皆さんを前に、緊張して手が凍り付く感覚を久しぶりに味わいました…

©Takashi Okamoto

鼓童の皆さん、練習に付き合っていただき、そして素晴らしい演奏をご一緒させていただき、心から感謝です!ありがとうございました!

そして、いよいよ東北絆まつりの登場です!

秋田の竿燈まつり

盛岡さんさ踊り

山形の花笠まつり ごめんなさい。写真を撮影してくれた人が花笠まつりのパフォーマンスをしているところから遠くにいたもので…今年6月の写真です・・・

福島のわらじ祭り 全長12mのおおわらじの上に乗せていただきました!

仙台の七夕まつり・すずめ踊り

青森のねぶたまつり

最後は6つのお祭りのコラボレーション。1度に日本を代表する6つのお祭りをみなさんと堪能できた素晴らしい時間でした!

オープニングパフォーマンスのあとは、国立競技場のピッチに初めて足を踏み入れるのにふさわしい選手、そう、三浦知良選手が登場し更に会場はヒートアップ!

国立競技場はスポーツだけではなく、多くの日本を代表するアーティストがコンサートを行う場としても有名ですよね。2007年、国立競技場の聖火台に火をつけた伝説の6万人ライブを行ったDreams Come Trueさんや嵐さんもお祝いに駆けつけてくださり、素晴らしいライブパフォーマンスを披露してくださいました。そしてフィナーレは、ゆずのお二人と一緒に「栄光の架橋」を観客の皆さんと大合唱!本当に忘れられない1日を過ごさせていただきました。僕にとって本当に素晴らしい経験をさせていただき、多くの皆さんに大感謝です!

「Our Stadium」そう、私たちみんなのスタジアム!

Hello,国立競技場!これからもたくさんの素敵な感動を楽しみにしています!