日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2019年06月02日WOWOW 第1回【ノーバリアゲームズ】に出演!

2019年6月1日(土)、第1回【ノーバリアゲームズ】が日比谷公園で開催され、僕もMCとして出演させていただきました!

このイベントは、WOWOWが制作・放映しているパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」発のユニバーサルスポーツイベントで、《#みんなちがってみんないい》 をテーマに、年齢・性別・国籍・障害の有無の垣根をすべて越えたみなさんが、純粋にスポーツを楽しみながら体を動かす、言わば「運動会」!

今回は、約120名の方にご参加いただき、チームGREEN/チームRED/チームBLUE/チームYELLOWの4チームに分かれ、複数の競技を通して優勝を目指します!

開会式から、みなさんの熱気がスゴい!

この企画に賛同してイベントに出演されたゲストも、

車いすバスケットボールのパトリック・アンダーソン選手

アルペンスキーのパラリンピックメダリストの森井大輝選手

水泳のパラリンピックメダリストの木村敬一選手

プロゴルファーの東尾理子さん

シドニー五輪競泳日本代表の萩原智子さん

総合格闘家の高阪剛さん

サッカー元日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北澤豪さん

ラグビー元日本代表の大西将太郎さん
パラクライマーの小林幸一郎さん

「WHO I AM」シリーズ音楽/平昌オリンピック開会式&閉会式音楽監督の梁邦彦さん

と、まさに豪華!

特に子どもたちにとって、トップアスリートと一緒に体を動かすというのは、忘れられない貴重な経験になったはずです。

まずは、参加した方たちにそれぞれ「ノーバリア宣言」を書いていただき、1枚のノーバリア宣言パネルが完成!

そして、最初の競技は、「みんなで割ろう ~風船割り障害物リレー~」

各チーム2人1組のペアが、途中テコの坂を通り、ボード前にある剣を抜いて風船を1つ割り、剣を元の位置に戻してから、再度テコの坂を通ってスタートラインに戻る競技です。

ペアを組んだ相手のことを考えながら協力して進むのがポイント。一つのことを一緒に共有することで心の連帯感が生まれますね。

2種目目の競技は「みんなで運ぼう~ボール運び競争~」

ヘルメットに取り付けられたザルに入ったボールをアクリルのレールに落としてスタート。

その後、ボールを落とさないように、2人1組でレールを上手くつなぎながら、最後にボールをボードにはめます。合計6個のボールを一番早くボードまで運んだチームの勝ちです。

チームワークが何よりも必要な競技!

でも、参加者のみなさんは今日初対面の人がほとんどだそうなんですが、競技を重ねるごとにチームの一体感がどんどん増していくんです!!

3種目目の競技は「みんなで描こう~スタンプ押しリレー~」

こちらも2人1組のペアで行い、1人がスタンプを持ち、もう1人が目隠しをして(車いすの方は目隠しなし)、前方にあるボードまで走り、スタンプにインクをつけて特大パネルにスタンプを押してスタートラインに戻る競技。一番早くすべてのスタンプを押したチームの勝ちです!

スタンプを押す場所が低いところも高いところもあるので、誰がどこに押すか各チームの作戦が重要です!

今回は、「日比谷音楽祭」とのコラボ企画として開催されたこともあり、スポーツだけではなく、音楽の要素も満載!

世界で活躍されている音楽家 梁邦彦さんと今日のために結成されたノーバリアンズのみなさんによるスペシャルライブも開催され、まさにスポーツと音楽の融合です!

スポーツを楽しみながら、音楽も楽しめるという贅沢な時間の後は、4種目目の競技「みんなで叫ぼう」!

これは、チームごとに音楽と遊ぶ競技なのですが、梁さんが制作された音楽に合わせて一番楽しんで声が出ていたチームの勝ちです。

ということで、この競技の審判は梁さんです!

見てください!各チームのこの本気の叫び!!

体全体を使った力強い叫びから伝わってくるパワーはスゴいです!

木村敬一選手の本気ジャンプ!誰よりも高く跳んでいます!!

いよいよ最終種目の競技は「みんなで集まろう~ひとつのプールに全員集合~」!

この競技は、2チーム対抗戦で、2人1組が盾を持って、相手チームによる水鉄砲や水風船を使った妨害から身を守りながら、各レーン奥にあるプールを目指します。

相手チームからの容赦ない水攻撃。柄杓のパワーが半端なかったです。

ただ、みなさんずぶ濡れになりながらも最高の笑顔でした!

一人だけ濡れなかった僕…何だかさみしく…みなさんがうらやましくなりました!!

すべての競技を終えた最終順位は

1位 チームRED

2位 チームYELLOW

3位 チームBLUE

4位 チームGREEN

となりました。

スポーツを楽しみながらも、やはり、子どもたちは「勝ちたい!」という思いも強かったようで、負けたチームの子どもは、悔しい気持ちを口にしながら、「今度こそ勝ちたいので来年も来ます」と言ってくれました。

中には、「修造さんに金メダルをあげたい」とまで言ってくれた子も(涙)

そして、最後は、共に戦ったみなさんの健闘を称え、スポーツと音楽のジャンルを越えたパトリック選手と梁さんによるスペシャルコラボレーションライブを開催!

パトリック選手は、バスケの他に、音楽活動もされているんです。

心のバリアを取っ払って、何にでも挑戦される姿勢は素晴らしいですね。

スポーツも音楽も、言語の壁を越えて、みんながその場で一瞬で心を一つにできて一緒に楽しめるなんて最高です!

年齢・性別・国籍・障がいの有無を問わず、その垣根をすべて越えたこのイベント。

今日初めて会った人が一瞬で仲間になれるスポーツの素晴らしさ。

心を一つにできたときの一体感からくる和のパワー。

そして、何よりも、参加されたみなさんの「笑顔」がとても素敵で、ポジティブな雰囲気に包まれたイベントは最高でした。

参加していただいたみなさん、ありがとうございました!

そして、今回誰よりも熱い想いでこのイベントを企画し、開催されたWOWOWスタッフのみなさん、ありがとうございました!!

この素敵なイベントが、特別なものではなく当たり前のものとして、今後も続いていくことを心から願っています!