日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2012年07月30日くいしん坊!万才 大阪・滋賀編6
くいだおれの街、大阪。
大阪の庶民の味と言えば、タコ焼きもその一つですが、
なんでも、タコ焼きの原型という「ちょぼ焼き」なるものがあるそうで、
今回は、その「ちょぼ焼き」をいただきます。
「ちょぼ焼き」は、その名も「ちょぼ焼き器」という道具で焼くのですが、
タコ焼き器のミニチュア版のようなもので、
小さく浅いくぼみが3×4=12個開いている銅板です。
水に溶いた小麦粉を「ちょぼちょぼ」と流して焼くことからその名がついたと言われ、
具はコンニャクやたくあん、えんどう豆、紅ショウガ、桜エビなど実にさまざま。
味付けはシンプルにしょう油で、またちょぼちょぼと垂らします。
まさに「ちょぼ焼き」ですね!
コンニャクと紅ショウガのちょぼ焼き、えんどう豆とミンチのちょぼ焼き、
たくあんのちょぼ焼きをいただきましたが、
思ったより香ばしくて、一つ一つの素材の味をより感じますね。
生地がパリパリしていて、サクサク感が残ってます。
もちろんタコ焼きは知ってましたが、ちょぼ焼きは今回初めて知りました!
戦前にはよく食べられていたそうですが、
僕にとって、この「ちょぼ焼き」は、とても新鮮で、
遊び心があるのがいいですね!
熊谷遼子さん、熊谷真菜さん、熊谷桃さんにご紹介いただきました。