日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2017年06月09日圭ベスト4ならず…
錦織圭選手、全仏オープンベスト4ならず。
錦織圭 6-2,1-6,6-7,1-6 アンディ・マレー
まず、錦織選手には4回戦、準々決勝と解説をさせもらったこと、心から感謝
します。
一方、解説中、厳しい言葉も発しました。それは僕自身、圭は必ずグランドス
ラム優勝できると思っている、そして圭自身もそこを目指している事を知って
いるからこその言葉でした。
マレー戦、言いたいことはいっぱいありますが、一言、言わせてもらいます。
〇圭のテニスの才能は、改めて世界一ということを確認できました。
×大事な場面で集中力がどうしても途切れてしまう。
(2セット序盤。3セットタイブレーク)
グランドスラムに勝つためには、集中力が劣っていてはチャンスがない!
同じく準々決勝で敗れた昨年王者のジョコビッチ。
心コートになし…タフさが全くなかった。
(圭と同じ雰囲気がコートで漂っていた)
ただ圭の場合は諦めず戦っている、のだが…どこか集中し続ける力がないのだ。
もともと大事な場面での強さは圭の武器だったはず。
だからこそ、一度リラックスして芝の試合に備えて欲しいです。
◆車いすテニス女子シングルス
上地結衣 6-2,6-1 Charlotte Famin(FRA)
残念ながらミックスダブルス決勝の解説があって試合を見ることができませんでし
たが、2回戦進出です!
◆車いすテニス男子シングルス
国枝慎吾 6-4,4-6,6-3 Stepane Houdet(FRA)
今日は日差しが強く、暑い中での熱戦でした。フランスのウデ選手ですから応援は
凄かった。でも逆転されても冷静に1つ1つポイントを積み上げていった国枝選手
のメンタルの強さは健在!
男子ジュニアダブルス清水&堀江組が敗退となり、日本男子ジュニアの全仏は終わっ
てしまいました。
☆引退セレモニーを終えたアナ・イバノビッチさんにインタビュー。
僕は、明日のWOWOW男子準決勝解説、そして車いすテニス、国枝選手、
上地選手の応援に備えます。
まだまだ全仏テニスでの熱戦は続きます!
松岡修造