日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2015年12月21日【くいしん坊!万才】東京編②「北区おでん」
東京北区の名物は「おでん」。
その歴史は古く、大正12年(1937年)に起きた関東大震災のあと、
被災された方々への炊き出しとして、おでんがよくふるまわれていたそうです。
また、戦中戦後は、このあたりに町工場がとても多く、そこで働く5万人を超える方々に、おでんはとても愛されていたんだとか。
今でいうファストフードのような感じだったんですね。
今回は、「北区おでん部」のみなさんにご自慢のおでんをご馳走になります。
おでんの具材もとても豊富!
ただ、「北区おでん」には三ヵ条があるそうで、
①ちくわぶ、巾着、江戸野菜が入っていること
②ダシ、タレの味付けは自由
③笑顔でつくり、笑顔でたべる
の3つ。
この定義を満たしていれば「北区おでん」です!
東京発祥の「ちくわぶ」は、うどんみたい。すいとんに近いですね。
「巾着」は、さっぱり。
「銀杏がんも」は、ふわふわしながら味がしみ出してくるジューシーさがあります。
これだけいろんな味が入っているのに、個々の味がケンカすることなく、すべてマッチしているのが「おでん」の素晴らしいところですね。
みなさんのおでんにかける情熱を感じながらいただいたので、身も心も熱くなりました!
ありがとうございました。