日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2016年01月04日【くいしん坊!万才】島根編②「塩鯛」
2016年最初の「くいしん坊!万才」は、島根県からスタート!今年も元気に旅をします!!
松江市美保関の美保神社は、全国にあるえびす様の総本社だそうで、僕も一年の無事をお祈りしました。
この地方では、お正月の神様飾りとして、するめ、昆布、鯛の3点セットをお正月三が日お供えし、
1月4日に下げた後は料理に使い、今年1年の無病息災を祈って、おすそ分けをいただくそうです。
今回、福間館の福間隆さんにご紹介していただくのは、美保関のお正月料理の一つ「塩鯛」!
この「塩鯛」は、神様にお供えするときしか作らないそうで、
飾り用として3日間塩漬けして、寒風に干します。
見た目は、焼きすぎて焦げているのでは?という気もするのですが、
中の身はきれいな色をしていて、口の中でほくほくします。
最初、お塩がわっとくるんですが、その後甘味がきて、すごくおいしいですね。
また、塩鯛を熱々のご飯に乗せ、三つ葉や胡麻などの薬味を添えた「塩鯛茶漬け」は、また味が変わります。
塩焼きよりも、身がまろやかになって、鯛の香りがいい!
鯛はやっぱりおいしいですね。
美保関には欠かせないお正月料理に心もあたたまったので、今年は何かいいことがありそうです!