テニスの未来を本気で育てる！修造チャレンジ

キャンプを終えて

今年最初の合宿は、14歳以下の選手を対象に、昨年9月と同じ千葉の吉田記念テニス研修センターで実施しました。今回は3月末に実施される14歳以下の国別対抗戦「ワールドジュニアテニス」のアジア予選に向けた強化を主な目的として、代表選手3名を含む16名で行いました。今年1月に行われた全豪オープンジュニアで、この合宿への参加経験を持つ坂本怜選手が優勝したこともあり、選手たちも大いにモチベーションを持って参加してくれたことと思います。

今回は、自分の目標が何かを明確にし、「心·技·体·生活」の4つの要素における自分の強み、弱みをそれぞれ紙に書き出して意識した上で練習に臨んでもらいました。これは野球の大谷翔平選手も日本にいる頃に実践していたメソッドでもあります。夜のミーティングでも、各自が記入したシートを確認し、目標を明確にしてしっかり自己分析することにより、選手の行動が徐々に変わり始めたように感じました。

ミーティングではワールドジュニアテニス代表チーム監督である櫻井コーチが世界のトップへの道のりについて、また、厳しい勝負の世界で生き抜いて行くための方法などを伝え、メンタル担当の田中トレーナーには、あらゆる角度から物を見るためのヒントを伝えていただきました。

選手たちにはしっかり自分を知った上で具体的な行動を積み重ね、大きな目標を達成してもらいたいと心から願っています。　

今後も選手のさらなる強化のために、微力ながらサポートを続けて行きたいと思いますので、引き続き皆様のご協力、ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。　

修造チャレンジ
松岡 修造