日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2015年01月31日【全豪オープン13日目】車いすテニス男子・女子シングルス決勝
◆車いすテニス女子シングルス決勝 /
上地結衣選手 3-6,5-7 イスケ・グリフィオン選手(NED)
上地さんの相手イスケ・グリフィオン選手の出来は素晴らしかった!
スライス、そしてフラット系のパワーあるフォアハンドは強烈だった。
ストレートで一方的な試合になりそうなところから、カムバックしセットポイントまで追いついた上地さん
だからこそ、悔しさも残る準優勝だったと思う。
スピーチではしっかりと英語で思いを伝えていた上地さん。
まさに世界のアスリートだと感じました。
◆車いすテニス男子シングルス決勝 /
国枝慎吾選手 6-2,6-2 ステファン・ウッデ選手(FRA)
国枝さんは強かった。メンタル、技術、体力、すべてにおいて相手のウッデ選手よりも上だった。
準決勝でフェルナンデス選手を破ったことがとにかく大きかったと思う。
全豪では負けなし。とんでもない記録だ。
試合後、話を聞くことができたのだが、何度も試合中、心が弱くなる時があるそうだ。
その度にラケットに書いてある「俺は最強だ!」という言葉を見ては、「そうだ!俺は最強なんだ!」と
自分に言い聞かせてピンチを乗り越えた場面がたくさんあったと話してくれた。
日本テニス選手は僕を筆頭に、メンタルがよく弱いと言われる。
日本人だから・・・
とんでもない、日本には世界一のメンタルを持っている国枝慎吾がいる!
だかこそ、学ぼう世界一の精神力を!
おめでとう 国枝さん、そして ありがとう 上地さん!
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◆男子ジュニア決勝 / ローマン・サフュリン(RUS) 7-5,7-6 ホン・ソンチャン(KOR)
男子ジュニア決勝。なんとセンターコートで行われていた。
アジア勢韓国のホン・ソンチャン選手が戦っている姿は、
同じアジア勢にとって勇気を与えてくれる。
間違いなく彼は、圭を目指して、これから伸びてくる選手になるだろう。