日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年10月27日くいしん坊!万才 千葉・茨城編10
今日は、千葉県流山市の染谷さんのお宅におじゃましました。
この地域では、11月20日と1月20日に、「えびす講」と言われる、
えびす様に1年の無事を感謝し、五穀豊穣や商売繁盛を祈願する祭事が行われるそうです。
この祭事では、えびす様を神棚から床の間に下ろし、その前にお膳に乗せた料理をお供えするそうで、
今回は、そのときにいただく料理を紹介していただきます。
まずは、郷土料理の「ぬっぺい汁」。
里芋や大根、人参、ごぼう、こんにゃく、油揚げ、鶏肉の7種の材料を、醤油とみりん、砂糖で煮たもので、
「神様にお供えするものは炒めない」という決まりがあるそうで、すごくさっぱりした味ですね。
これはえびす様も喜ばれるはずです!
次は、昔はおめでたいときには欠かせなかったという「きんぴらごぼう」をいただきました。
ごぼうと人参を金銀に見立てているそうで、食感がシャキシャキしてて、味も金銀レベル!
そして、てんこ盛りの白ごはん!
尾頭つきの豪華な鯛は、えびす様へのお土産ということで、この日は食べることができないんだとか。。。
「自分のところで獲れたものを神様にお供えできるというのは幸せ」とおっしゃる地元の方々。
このような素晴らしい風習は、これからもずっと続いてほしいですね。
えびす様に感謝する、お願いする、一緒に食事をするということですが、
この料理を食べていたら、笑顔になれること間違いなしです!