日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年07月07日くいしん坊!万才 三重編8
三重県の紀伊長島港では、この時期カツオが大量に水揚げされます。
しかも、冷凍されずに生のまま水揚げされるので、新鮮そのもの!
その新鮮なカツオを使った「生節」という加工品も紀伊長島の名物なんだとか。
今日は、上保商店さんで、この「生節」を使った料理をいただきます。
「生節」とは、簡単に言うとカツオ節の柔らかいもの。
一般のカツオ節が、三枚におろしたカツオを煮て、燻して何度も乾燥とカビ付けを行い、
カチカチに硬く仕上げるのに対して、生節は燻すところまでで作業工程が終わるため、
硬くなく、そのままでも食べられるんだそうです。
ということで、僕は思いっきりかぶりつきました!
カツオの豪快さと香りが楽しめて、口の中に「カツオ」が広がっていきます。
次にいただいたのは「茎漬けと生節」。
茎漬けは、梅酢で漬けた八つ頭の茎の漬物で、さわやかな酸味とシャキシャキした食感が特徴。
ごはんがどんどん進む一品です。
また、めずらしい「カツオの塩辛」もいただいたのですが、ものすごい珍味です!
これは、カツオをさばいたときに除いた内臓を使っているそうで、
思わずお酒をいただきたくなる味ですね。
生節を使った料理がいろいろあることに感動しました。
みなさんの知恵がつまったものばかりで、
カツオの風味や旨味を一番味わえる料理だと思いました!
ありがとうございます。