日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年01月20日くいしん坊!万才 京都編3
今回は、京都の料理研究家の杉本節子さんにおばんざいを作っていただきました。
「おばんざい」とは、京都の家庭料理で、夕飯のおかずのことを言うそうです。
まずいただいたのは「棒鱈と海老芋の炊いたん」という料理で、
水で戻した「棒鱈」と、京都の伝統野菜である「海老芋」を炊き合わせたもの。
これは「であいもん」と言って、海と山のものが出会って、
お互いがとてもおいしい味に煮合わせられるそうです。
海老芋の口の中でまとわりつく感覚がすごくいいですね。
とにかくやさしくて、心がホッとする味です。
棒鱈は、ずっと噛んでいたいと思うくらい、噛めば噛むほど味が出てくるからスゴい!
もう一品は、「おこうこの炊いたん」。
「おこうこ」とは、たくあんのことで、酸っぱくなったたくあんを
お酒やしょうゆ、鷹の爪で炊きなおした料理だそうです。
もっと塩辛い味を想像していましたが、さっぱりしていて、病みつきになるおいしさですね、これは。
いやー本当においしい!
作っていただいた杉本さんの想いを感じられる料理ばかりでした。
心のこもった料理をありがとうございました。
京都の料理研究家で、おばんざい料理研究の第一人者、杉本節子さんに料理を作っていただきました。
棒鱈(干した真鱈)と海老芋(写真右)
「棒鱈と海老芋の炊いたん」(写真左)、「おこうこの炊いたん」(写真右)