日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年01月06日くいしん坊!万才 京都編1
2014年、今年の「くいしん坊」の旅は、京都からスタートします!
和食が、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されたことで、ますます注目を集める京都の食文化。
今回は、藤田さんのお宅におじゃまして、京都の町家のお正月料理をごちそうになります。
まずいただいたのは、「大福茶」。
小梅と結び昆布が入っているこのお茶を、「お祝いやす」と言って飲み、お屠蘇を3回で注いで飲み干します。
そして、驚いたのが「白味噌の雑煮」。
なんせ見た目のインパクトとボリュームがすごいんです!
お餅が見えないほど特大の里芋が入っていて、お椀のフタもしまりません。
このお雑煮に入っているのは、「頭芋」と呼ばれる里芋の親芋で、
「人のカシラに立つ人間になれるように、人から信頼される人になるように」
という願いが込められているんだとか。実に豪快な料理ですね。
そして、「ハマグリの潮汁」や、「三種の肴」といって、
叩きごぼう、数の子、ごまめが入っている料理など、その品数も豊富です。
その中でも、一番目を引くのが、豪華な尾頭付きの鯛の姿焼き!
一番食べるのを楽しみにしていたのですが・・・これは「にらみ鯛」と言って、
なんとお正月の三が日は食べられないんだとか・・・本当に驚きました。
驚きの連続の京都の町屋のお正月料理でしたが、貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。