日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2013年09月30日くいしん坊!万才 岐阜編5
岐阜県恵那市の串原は、全国的にも有名な「へぼ」の村。
「へぼ」とは、クロスズメバチのことで、体長1~1.5センチほどの肉食のハチです。
この地域は山に囲まれていて、魚がすぐに手に入らなかったため、
へぼは昔から貴重なタンパク源として重宝されていたそうです。
今回は「串原へぼ愛好会」のみなさんに、ご自慢のへぼ料理をごちそうになります!
まずは、へぼを炒めて甘辛く醤油で味付けした「へぼの甘露煮」をいただきます。
へぼとその幼虫がそのままの形で登場!
一瞬勇気がいりますが、食べてみると、歯ごたえがあって、幼虫は甘いですね。
「へぼめし」は、へぼの炊き込みご飯といった感じでしょうか。
甘露煮よりも、さっぱりした感じでおいしいです!
へぼの捕り方も斬新でしたが、みんさんのへぼとの歩みを伺っていると、
その熱い想いが伝わってきて、感銘を受けましたね。
見た目がそのままなので、勇気がいるかもしれませんが、みなさんも機会があればぜひ食べてみてください!
絶対においしいですから!!
「串原へぼ愛好会」の平林春美さん、堀武治さん、三宅一造さん、平林都夜子さんにご紹介いただきました。
今回、僕は、何ともユニークな方法でへぼを捕獲する「へぼ追い」にも挑戦!
その方法とは、へぼの行動範囲内に、餌となるイカを仕掛けて、へぼを誘い、
餌を食べているへぼの足に、こよりや発泡スチロールの屑をつけ、
あとはそれを目印に、巣へ飛んで帰るへぼをとことん追いかけるという、
精神的にも体力的にも根気の要る方法です。
そして、巣を見つけると、煙幕を焚いて巣の中のへぼを眠らせ、
その間に掘り起こして、へぼとその幼虫を捕まえるんですから、それはそれは大変な苦労ですよね。
ありがたく、いただきます!