日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2012年07月09日くいしん坊!万才 大阪・滋賀編3
江戸時代に、「天下の台所」として名を馳せた大阪。
その中でも、船場は数々の豪商が店を構え、独自の町人文化が生まれたところです。
今回は、船場で100年もの間愛され続けている「大阪寿司」をいただきます!
「大阪寿司」とは、生の食材を一切使わないのが特徴で、
焼いたり、炊いたり、煮たり、酢でしめたりと、
いろいろな方法で調理されたネタが使われています。
「二寸六分の懐石」と言われる箱寿司は、
箱型の内寸の一辺が二寸六分あることからこの名前がついたそうですが、
その二寸六分の中に、焼き物、蒸し物、煮物、酢の物といった
懐石料理の要素がすべて凝縮された見事なお寿司です!
見た目もほんとに美しい!そしてシャリもおいしい!!
シャリとシャリの間に、炊いたシイタケが入っているのですが、
これが大阪寿司の味の要だそうで、いい存在感を出しています。
僕は、今まで大阪に何度も来ていますが、
この伝統ある「箱寿司」の本当の良さを知りませんでした。
「箱寿司」をいただいて、より大阪を感じたいと思います!
「吉野寿司」の橋本卓児さんにご紹介いただきました。
大阪寿司は、食材の一つひとつがとても丁寧に調理されていて、見た目もお腹も大満足!
見事な伝統料理です!!