テニスの未来を本気で育てる!修造チャレンジ
2014年3月キャンプレポート
2014年3月4日(火)~7日(金)の4日間、今年最初のトップジュニアキャンプを味の素ナショナルトレーニングセンターで実施、11歳から14歳の 16名の男子ジュニア選手が参加しました。
今回の合宿は将来を見据えた選手強化はもちろん、4月末に行われる14歳位以下の国際チーム戦である、ワールドジュニア・アジア予選代表の強化も大きな目的としました。
この合宿で選手に最初に掲げたテーマは、「自分の”常識”を持つ」とうことです。直前まで仕事で行っていたソチ・オリンピックで感じたのは、世界のトップに立つ選手たちは、しっかりとした自分の考え方、自分なりの”常識”を持っているということです。日本では通用する常識も、世界では通じない、ということが多くあります。もし世界のトップを狙うのであれば、世界基準の”常識”、考え方を身につけて、「自分のテニス」を確立して欲しいとの思いを、この合宿を通して伝えました。
テニスの練習以外では、ナショナルトレーニングセンターならではの環境を生かし、ソチ・オリンピックにも帯同した栄養士の講義や、陸上専任コーチの指導によるトレーニング、JOCスタッフによるチームワークを高めるプログラムや英語の実践練習などを実施。また、車いすテニス世界チャンピオンの国枝慎吾さん、アテネオリンピック体操で日本チームの金メダル獲得に貢献した米田功さん、卓球代表の石川佳純さんらが、「自分たちも君たちと同じだった。ただ、こういう考え方でこんな努力をしたから目標を達成することができた。君たちにもできるはずだ」といった内容の貴重な話をしてくださり、皆に「自分もできる」という希望を与えてくださいました。
選手たちには、テニスで世界を目指すには、どんなチャレンジをしなければならいか、どういう基本を身につける必要があるか、そしてどういう考え方をする必要があるか、この3つを各々が考え、誰の物まねでもない、自分の”常識”を持って、大きな夢に向かって羽ばたいてほしいと思います。
これからも微力ながらジュニア選手たちのために合宿を行ってまいりますので、今後とも皆様のご指導、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
松岡修造
概要
主催 | 修造チャレンジ |
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共催 | 公益財団法人日本テニス協会 |
協賛 | ミズノ株式会社/株式会社エアウィーヴ ホールディングス |
後援 | 公益財団法人 安藤スポーツ・食文化振興財団 |
開催日時 | 2014年3月4日(火)~7日(金) |
開催場所 | 味の素ナショナルトレーニンングセンター |
内容 | 松岡修造と修造チャレンジスタッフによる合宿練習会を実施 |
対象 | 松岡修造とJTAナショナルチームに選抜された、14歳以下の男子ジュニア選手16名 |
参加スタッフ | 松岡修造(ディレクター)、櫻井隼人(コーチ)、佐藤雅幸(メンタル)、佐藤雅弘(フィジカル) 山下且義(ボディケア)、田中伸明(メンタル)、森田武比古(サポートコーチ) |
キャンプ参加選手
3月4日(火)~7日(金) | 星木 昇/伊藤 竹秋/青木 一真/河野 甲斐/白石 光/市川 泰誠/田島 尚輝/坂川 広樹/松下 龍馬/横田 大夢/齋藤 恵佑/田中 瑛大/平野 太陽/小坂 祐生/小柴 遼太郎/藤川 侑志郎 |
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