日々の思いを本気で伝える!修造コラム

2013年03月18日くいしん坊!万才 北海道編6

『BOYS BE AMBITIOUS~少年よ大志を抱け』でも有名なクラーク博士ですが、

一節によると、クラーク博士は、日本にカレーを広めた人物としても知られているそうです。

そこで今回は、北海道札幌市にある「温故知新 ブルックスカレー食堂」におじゃましました。

 

こちらでいただくカレーに使用しているのは、「札幌黄」という名前の玉ねぎ。

これが、日本で最初に作られた玉ねぎなんだそうです!

つまり、札幌は日本における玉ねぎ発祥の地なんですね。

早速、玉ねぎを生で丸かじりしてみると、何とも辛い!!

 

札幌黄を使用した「札幌黄カレー」は、ルーの中にも一玉分の札幌黄が入っていて、

お皿の上にもゴロっと一玉の札幌黄が!

生でいただいたときの辛味が印象的だったので、どんな味になっているのかドキドキ。

でも、いただいてみると、さっきの玉ねぎとは思えないくらいの甘さ!

加熱することによって甘味が増すんだそうですが、玉ねぎの繊維もしっかりしていて、ビックリです。

 

北海道とその歴史を肌で感じながらいただくカレーだなと思いました。

先人の方々の開拓精神に感謝です!

ありがとうございました!

 

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土居賢太郎さんにご紹介いただきました。日本の玉ねぎ栽培は、明治4年、欧米から輸入した種子を札幌官園で試作したのが始まりだそうで、その栽培指導を行ったのが、クラーク博士の後任として札幌農学校で教鞭を取ったウィリアム・P・ブルックス博士(2代目校長)だそうです。今は本当にたくさんの料理に玉ねぎが使われてますよね。いい味出してます!玉ねぎ!万才!!