日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年02月10日くいしん坊!万才 京都編6
平安建都以来、千有余年の間、王城の地として長く政治・文化の中心として栄えてきた京都では、
気候風土と肥沃な土壌、豊富な水を活かして「京野菜」が作られ、改良されてきました。
今回は、京都の伝統野菜を作っていらっしゃる樋口さんに、野菜料理をつくっていただきます。
樋口さんのお宅は、14代も続いている京野菜農家で、
ご自慢の朝採れ野菜をポトフにしてごちそうしていただきます。
野菜を一番おいしく食べられる料理を考えたときに、樋口さんは「ポトフ」がお好きなんだそうです。
しかも作り方も簡単。いろいろな種類の野菜を切って、昆布出汁ベースの汁に入れ、
あとは隠し味に醤油を少々加えるだけ!
聖護院蕪をいただくと、思わず「ありがとう!」という声が出てしまいました。
こんなに大きくて硬そうな蕪が、なんでこんなに柔らかくなるのか・・・
堀川ごぼうはサクサク、金時人参も色鮮やかで甘味があり、聖護院大根は口の中でとろけます。
一つひとつの野菜の主張が強くて、全員がチームになってできあがったスープは最高です!
本当においしい!心と身体に染みわたります。
野菜が嫌いな子でも、間違いなく好きになると思いますね。
日本だけじゃなく世界中の方々に、京野菜の食文化も感じていただきたいですね!
ありがとうございました。
樋口昌孝さん、松村恵子さん、永留愛零さんにご紹介いただきました。