日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年04月07日くいしん坊!万才 愛媛編4
愛媛県宇和島市は、宇和島城を中心に発展した闘牛で有名な城下町。
こと食文化に関しても、めずらしい郷土料理が数多く残っている地域です。
今日は宇和島市津島の郷土料理をごちそうになります。
宇和島と言えば、鯛そうめんとか鯛めしが有名ですが、
こちらでは、「まる寿司」と「ふくめん」をいただきます。
まず「キビナゴのまる寿司」をいただきましたが、驚きました!
中身がごはんじゃありません!!
味は甘酸っぱいのですが、中身はなんと「おから」だそうです。
「イワシのまる寿司」は、イワシの香りがしておいしいですね。
ここ津島は海岸沿いの集落で、魚はいっぱい獲れるのですが、お米を作る場所がないため、
お米の代わりにおからに味をつけてお寿司にしているんだとか。これぞ先人の知恵ですよね。
もう一つの料理は「ふくめん」。
ネギと鯛のそぼろと玉子の白身と黄身を裏ごししたもので表面が色鮮やかに覆い隠されているのですが、
中を掘り起こしてみると、これまた驚いたことに、出てきたのは「糸こんにゃく」!
糸こんにゃくだから具材とよく絡んで、よりおいしくなりますね。
「まる寿司」と「ふくめん」、中に何が隠されているのか・・・
ドキドキしましたが、みなさんの元気と美味しさが隠れてました!
ありがとうございました。
三好亀代乃さん、早川不二さん、中田一恵さんにご紹介いただきました。