日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2012年03月12日くいしん坊!万才 秋田編3
今日は、秋田県横手市の雄物川に来ています。
ここでは、「貯めっこ(ためっこ)漁」という伝統漁法が今も受け継がれています。
その方法は、川端に柴(柳の枝)をまとめた仕掛けを浮かべて放置し、
柴と柴の間は水の流れが止まるので、寒さを嫌った雑魚が集まる習性を利用して、
1ヵ月程してから、仕掛けの周りに網を張り、
仕掛けをバサバサと揺らすと住みついていた雑魚が逃げ出し、
そこを一網打尽にするというやり方だそうです。
今回は、その「貯めっこ漁」でとれた魚をいただきます!
まずいただいたのは、「ざっこ蒸し」。
ざっこはウグイやアブラハナ、オイカワなどの稚魚で、
魚本来の甘味があって、食べ始めると止まりません!
次は、「ざっこかやき」。
いわゆるざっこのお鍋で、ざっこは小さな魚ですけど、
なんとも言えない苦味と甘味が絶妙なバランスですね。
心がほっとする味です。
伝統として受け継がれている「貯めっこ漁」。
手間はかかりますが、みんなで囲炉裏を囲みながらいただくという、
この楽しい時間が最高ですね!