日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年06月02日くいしん坊!万才 三重編3
三重県松阪市の飯高町では、茶摘みが最盛期を迎えています。
そこで、僕も茶摘みのお手伝いをさせていただいて、ちょっと一服。
茶畑の端に敷いたゴザの上で、地元のみなさんお勧めの郷土菓子をいただきました。
まずいただいたのは、「でんがら」という朴葉に包んだ餡入り団子。
これは、田植えや農作業を終えた「野上がり」という行事のときにいただくお菓子だそうで、
朴葉の葉脈と外側に結んである紐によって団子の表面につく跡が、
ちょうど「田」の字に読めることから、「田柄」(でんがら)になったと言われているんだとか。
粒餡たっぷりで、おいしい!でんがらの甘味がお茶の渋さのよく合います。
もう一つのお菓子は「とっとき餅」。
「とっとき」は「とっておき」の意味で、地元産の材料を使って丹精こめて杵つきした、
まさにとっておきの切り餅です!
また、その種類も豊富で、黒砂糖入り、黒豆入り、シソ入り、かぼちゃ入りなど11種類ほどあるそうです。
中でもおススメは、お茶の葉を混ぜ込んだ茶もち。
噛めば噛むほど、お茶のさわやかな渋みと甘みが出てきておいしいですね。
伝統のお菓子を、お茶畑に囲まれていただくのは、最高の時間です!