日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年03月10日くいしん坊!万才 都内編2
日本人にとって身近な食材の1つ「海苔」。
その海苔を紙状に作る技術、いわゆる「海苔づくり」は、実は日本では、東京都の大田区大森地域が発祥の地なんだとか!
今から350年くらい前の江戸時代中期から、大森で海苔づくりが始まり、全国へ伝播していったそうです。
といことは、海苔は東京の郷土料理ともいえるんですね。
今回は、元海苔漁師だった福本一良さんのお店「寿司平」におじゃまして、
中村博氏さんとご一緒に、ご自慢の海苔料理をごちそうしていただきます。
その料理は、漁をする際に船上で食べていたという「漁師弁当の海苔巻き」。
中には何も入っていない、醤油で味付けされたご飯を海苔で巻いただけのシンプルな一品ですが、
海苔の美味しさ、醤油のうまさがよく分かる一品で、とにかくおいしい!
漁のときには時間がないので、片方の手で海苔を獲り、もう片方で海苔巻きを食べる、
という漁師さんならではの知恵でできあがった料理ですね。
福本さん、中村さんお二人が当時の様子を楽しげにお話されている姿を拝見すると、
みなさんの思い出まで一緒にいただいている感じがしました。
貴重な体験をありがとうございました。