日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2011年08月08日くいしん坊!万才 石川編2
能登半島の夏は祭りの季節!
今回は、「あばれ祭り」で有名な鳳珠郡能登町にやってきました。
そこで、「あばれ祭り」に欠かせない料理「アジのすす」をいただきます。
「すす」とは「すし」のことだそうで、能登町に伝わるなれずしだそうです。
ツーンとした何とも言えない香りがして、口の中に入れると、
思わず口がホーっとなっちゃうくらいの塩辛さ!
あまりにも塩辛いので、どうしようかと思ってると、
唾液と混ざっていくうちに甘くなっていくから不思議。
そのギャップがいいですね。
「あばれ祭り」は、暴れれば暴れるほど神様が喜ぶという熱いお祭りだそうで、
この「アジのすす」を作られている方々の熱い想いも加わって、
祭りに参加している方々もより一層頑張れるんでしょうね!
笠原セツ子さんにご紹介いただきました。
アジのすす
「すす桶」と呼ばれる専用の桶に塩をふって、山椒の葉を敷いてアジを並べ、その上に固めに炊いたごはんを乗せて唐辛子を散らす。この工程を繰り返して、最後は山椒の葉で覆い、密閉して重石を乗せ、冷暗所で3カ月も寝かせるそうです。
みなさんの想いも詰まったおすしですね!