日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2014年03月17日くいしん坊!万才 愛媛編1
夏目漱石の代表小説『坊っちゃん』の舞台にもなった愛媛県松山市。
今回は、三津浜婦人会の皆さんに、松山の郷土料理をごちそうしていただきます。
見た目にも色鮮やかな「松山酢」というちらし寿司は、祝い事や訪問客があるとき、
瀬戸の小魚を散りばめてつくる料理で、最高のおもてなしなんだとか。
そして、この「松山酢」は、夏目漱石さんが初めて松山を訪れ、正岡子規さんの家に立ち寄られた際に、
お母様に出していただいたご馳走だそうで、漱石さんは一粒残らず召し上がられたそうです。
エソやトラハゼなどで出汁をとった甘めの合わせ酢で酢飯をつくり、
そのなかに刻んだアナゴや季節の野菜を混ぜ込んで、その上に錦糸卵を散らし、
最後に瀬戸の旬の魚介類を盛りつける、というとても手間のかかる一品だからこそ、おいしいのは当たり前!
魚で出汁をとっているので、魚の香りがものすごい出てきますね。
出汁が染み込んだしいたけもジューシーでおいしい!
「鯛の潮汁」は、体の芯からあったまる感じですね。
どちらも魚で出汁をとっているので、お寿司と潮汁がよく合います!
松山を感じさせてくれるこの料理の数々。
僕も、夏目漱石さんの気持ちがよく分かります!
ありがとうございました。