日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2013年09月03日くいしん坊!万才 岐阜編1
篝火を川面に映し、幻想的な風景を見せる長良川の鵜飼は、岐阜の夏の風物詩。
鵜飼とは、縄をつけた鵜を操って鮎を獲る伝統的な漁法なのですが、その歴史はなんと1300年以上。
今回は、鵜匠の山下純司さんに鵜飼で獲った鮎の料理をごちそうしていただきます。
まずいただいたのは、シンプルな「鮎の塩焼き」。
頭からガブッといただくと、内臓の苦くて甘い感じが何とも言えずおいしいですね。
これぞ「鮎」という感じです!
次にいただいた「鮎雑炊」は、香りがすごくよくて、
鮎のいい出汁が出ていて、これまたおいしい!
山下さんは、現在74歳という大ベテラン!
一昨年お孫さんが生まれたそうなのですが、100歳まで生きて、
この仕事をお孫さんに見せていくのがご自分の役割だそうです。
そして、お孫さんが、鵜匠という仕事はなかなかおもしろいのでやってみようかと思うところまで、
一所懸命この仕事を続けていこうと思っていらっしゃるとのこと。
まさに、生涯現役ですね。
鮎のおいしさはもちろんですが、山下さんの鵜匠としての使命や生き様を教えていただいた気がします。
貴重な出会いをありがとうございました。
鵜匠の山下純司さんにご紹介いただきました。