日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2018年09月04日錦織圭選手ベスト8進出!
錦織圭選手が全米オープンベスト8に進んだ!
僕は、錦織圭選手の名前を今日の試合を観て、違った名前で呼ばせてもらいます。
錦織ケイ あらためて 錦織 タフ
今日の圭は本当にタフだった。
錦織圭 6-3,6-2,7-5 フィリップ・コールシュライバー
★タフな忍耐圭
3回戦で第4シードのズベレフを破ってきたコールシュライバー。
その相手に対し、コートの内側で早い展開で攻める錦織選手の本来のプレイではなく、しぶとくしぶとく粘って相手を動かし、ポイントを奪っていくテニスを選択した。まさに ・・・
Winning ugly
泥臭いテニス。今日の圭は、ストロークでじわじわ粘って相手の息の根をとめていくような、ミスのないプレイだった。
★タフな頭脳圭
いつものような、ボールの軌道が低くて早い展開でプレイしていたら、完全にコールシュライバーリズムにピッタリとはまっていただろう。高い軌道で回転をいつも以上にかけ、弾むボールを選択した圭。コールシュライバーのリズムはガタガタになってしまった。 圭は角度をつけたショットを多用し、相手に同じポジションで構えて打たせない状況を作った。
★タフな体力圭
今日は暑かった !ヒートポリシーが発動したほど、本当に日差しが強かった! 試合後、WOWOWのスタジオに来てくれた時、最初に発した言葉が「かき氷が食べたい!!」と言ったほど、暑さが選手の気持ちもエネルギーも奪っていった。
3回戦、4回戦と本当にタフな試合を乗り切っている。圭は、これまでのインタビューのなかで何度も「タフになりたい」と言っていた。 “タフ” それは、フェデラー、ナダル、ジョコビッチら世界トップ選手が持っている力。 唯一、圭自身がまだ手にしていないものだった。試合後、圭に対し「錦織タフと呼ばせて。」と言ったら、「今回はタフという言葉をマイケルと大事にしていた。Stay Toughという言葉をマイケルとずっとテーマにしていた。毎ポイント毎ポイント丁寧に戦ってきた。」と答えてくれた。
さぁ、準々決勝はマリン・チリッチ。2014年の全米決勝では悔しい思いをしたが、ここまでタフに辛抱強く戦ってきた圭なら、きっとやってくれると信じている!