日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2018年02月04日錦織圭選手 ATPチャレンジャーダラスで復帰後、初優勝!
圭、お帰りなさい!
錦織選手が、ダラスのチャレンジャー大会(下部大会)で優勝を果たした!
錦織圭 6-1 6-4 マッケンジー・マクドナルド(アメリカ) のストレート勝ちだ。
圭、おめでとう!そして、お帰りなさい!
昨年夏に起きた手首の怪我から、長いリハビリ生活を経て、圭本来の場所であるテニスコートに戻ってきました。
僕が一番注目していたこと、そして不安だったこと・・・
それは、手首の調子。でも・・・
大丈夫だった!
100点に近いと言ってもいいのではないでしょうか。
特に決勝戦では、一度も手首を気にする素振りを見せなかった!
これは、勝負よりも最も大事なことです。
テニスの調子は・・・
錦織選手ができる10%くらいの出来でしょう。
でもいいんです!
圭は、感覚を大事にする選手。
特に、ライジングというボールのあがりっぱなを叩き込む世界屈指のショットは、少しでも躊躇したら入らない。
そのタイミングを掴むまでは、少し時間がかかるでしょう。
ただ・・・
圭は、とにかくボールを拾いまくった。
しぶとく繋げて、相手のミスを待つプレイを選択した。
決勝戦では、自分自身にガッツポーズを何度も出しながら、まさに
ハングリー TO WIN!で戦った。
下部大会なので、観客席もいつもの10分の1くらいの大きさだが、
そこにマイケル・チャンコーチを連れてきたのは、
それだけ今大会に懸ける思いが強かったのだと思う。
だから・・・
来週からニューヨークで始まるATP250の試合では、一気に進化した圭が見れるはずだ。
まずは、怪我を怖がらずにテニスができていることに、良かったね!、ありがとう!と言いたいです。
圭は、やっぱりテニスコートが似合う!
平昌オリンピック前にデビスカップとともにテニス熱が戻ってきた 修造より