日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2025年01月12日【全豪オープン1日目】錦織圭選手が全豪オープンでは6年ぶりの1回戦突破!
錦織圭選手が全豪オープンテニス1回戦で劇的な逆転勝利を収めた。
全豪オープンでは6年ぶりとなる1回戦突破。
心の底から一言言いたいです。
メルボルンに来て、全豪オープンテニスに来て本当によかった!!
🎾試合の舞台と相手選手
メルボルンへの直行便で今朝到着。そして会場へ。
外は大雨の中、屋根付きコートで錦織選手の試合をコーチ勢の真横からWOWOW解説した。
対戦相手は予選を勝ち上がってきたブラジルのT.モンテーロ選手。
彼はまさに人生最高のプレーを披露し、錦織選手を何度も追い詰めた。
第1セットから第2セットにかけて、錦織選手はブレイクポイントのチャンスを幾度も迎えたが、相手のスーパープレーに阻まれる。
そして第3セットでは、相手に2本のマッチポイントを握られるという、まさに「崖っぷち」どころか「崖から落ちた」ような状況だった。
しかし、錦織選手はここから奇跡的な挽回劇を披露する。
🎾4時間半の熱戦の末に掴んだ勝利
この試合は4時間半に及ぶ長丁場となったが、錦織選手は体力的にも精神的にも安定感を見せ続けた。
そして彼の強さを象徴する3つのポイントを挙げたい。
1. 諦めない圭!
試合後のインタビューで錦織選手は、「相手のマッチポイントでは諦めそうになった」と語った。
でも、諦めそうであっても、諦めることはなかった。
どれだけ相手が良いプレーをしても、自分のテニスを信じ、崖から這い上がるように粘り強さ、諦めない圭!。
2. がんばれ圭!
グランドスラム大会の中でも、特に日本の応援が多いのが全豪オープン。
日本の国旗が振られ、「頑張れ!」という声援が子どもから年配の観客まで一体となって響き渡った。
錦織選手はその応援を力に変えて戦った。まさにがんばれ圭によって、がんばった圭。
3. ファイナルセットでは負けない圭!
錦織選手はファイナルセット勝率で世界ナンバーワンの記録を持つ。
その強さは試合を通じて、錦織脳に錦織体感に刻まれていく。
だからこそ、最も重要な場面で的確な決断を下し、攻撃的なテニスを展開して勝利を手繰り寄せることができる。
まさに、私、ファイナルセットでは負けないので圭!
🎾試合後の感動と次への期待
試合後、錦織選手と握手した際に「修造さん、手が冷たいですね」と言われたほど、僕自身も緊張し手が凍ってしまっていた。
次の試合までは2日間の休養がある。
体をしっかり休めて、次の戦いに備えてほしい。
本当にありがとう圭!
テニスのことになると超長文ごめんなさい。
興奮がおさまらない 松岡修造