日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2019年07月24日【世界水泳競泳3日目】松元克央選手が男子200m自由形で日本初の銀メダル!
7月23日(火)世界水泳競泳3日目、日本選手の苦戦が続く中、松元克央選手がやってくれました!
男子200m自由形で、1分45秒22の日本新記録を出し、日本人初となる銀メダルを見事獲得!!
今大会の競泳メダル第1号になりました。
本名は松元克央(かつひろ)さんですが、その愛称は「かつお」さん。
世界水泳の壮行会で披露してくれた今大会の目標は「追いカツオ」。
さらには「世界水泳では追うどころか、越します!越しカツオになります!」と宣言してくれた克央さん。
まさにその言葉通り、越してくれました! 本当におめでとうございます!!
来年の東京オリンピックにつながる素晴らしい泳ぎだったと思います。
レース後、幸運にも、克央さんの声を直接聞く機会がありました。
プレッシャーはありましたか?との問いに・・・「めちゃくちゃありました」との回答。
ただ、その後に続いた言葉が何とも克央さんらしい。
「でも…レース直前には頭が真っ白になってしまって、そのプレッシャーも忘れました」
プレッシャーを忘れられたからこそ、克央さん本来の泳ぎができたのかもしれない。
でも、プレッシャーは忘れたくても、なかなか忘れられるものではない。
だからこそ、その重圧に押しつぶされそうになる。
ただ、僕はプレッシャーがマイナスなものだとは思っていません。
なぜなら、プレッシャーは周囲からの期待の表れであり、自分がその期待に応えたいと本気な証拠だから。
その期待や本気をプラスに変えて、プレッシャーを味方にできたら、これほど強いパワーはないと思います。
今大会で結果を出したことで、来年の東京オリンピックでは、克央さんにとてつもないプレッシャーがかかってくるはず。
でも、そのプレッシャーをも越えて、克央さんの言う「頂点カツオ」でトップに上り詰めてほしい!