日々の思いを本気で伝える!修造コラム
2019年12月06日【フィギュアGPファイナル】女子ショート
2019年12月6日(金)女子ショートが行われ、日本からは紀平梨花選手が出場しました。
今年の女子はとんでもないことが起きています!
昨年のグランプリファイナルで新星のごとく現れた梨花さんが、初出場初優勝を飾ってから1年、女子のレベルの進化のスピードには驚かされるばかり。
まさに、4回転祭りの新時代がやってきました!
今シーズンシニアデビューした強豪ロシア勢3人を相手に、梨花さんもトリプルアクセルの完成度をどんどん上げて安定している中、どのような滑りを見せるのか、とても楽しみでした。
結果は、完璧と言える演技で滑り切ったアリョーナ・コストルナヤ選手が首位発進となり、梨花さんは、代名詞とも言えるトリプルアクセルのミスやジャンプの転倒が響いて6位となりました。
羽生選手のショートプログラムのときもそうでしたが、いつもできていることを本番でも普段通りにすることがいかに難しいかということを改めて感じました。
演技後にお話を伺った際、体が重く、演技終了後に思わず「しんどい」とつぶやいてしまったそうですが、梨花さんの心はしっかり前向きにフリーに向かっていました。
梨花さんがいつも言っている「ピンチをチャンスに!」という言葉通り、今できるすべてのことを出し切って、悔いのないフリーにしてほしいです!